【更年期障害】わたしの症状と漢方変遷②
前回のつづきです。
ツムラの漢方の処方は3個目に突入しました。
六君子湯
つぎの処方は、六君子湯(りっくんしとう)でした。
先生も悩んだ末の処方なんでしょうね。胃の不調を改善する漢方のようですが、その他に、不眠やストレスなどの精神的なものへの効果があるようです。
お腹の不調はありましたが、胃の不調はそこまでひどくなかったので、不眠などの改善を狙って出してくださったのだと思います。
結果:変化なし。
加味帰脾湯
かみきひとう。こちらも、不眠症や不安、神経症などストレス性の症状に対して効果を発揮する処方のようです。
結果:変化なし。
加味逍遥散
かみしょうようさん。ついに、たどりつきました。更年期障害に処方されるという漢方。今までで一番長く飲み続けた漢方です。
きいているのか自分でははっきりと自覚してはいなかったのですが、しばらくこれを飲んで様子を見ていきましょうということで、以後ずっと処方されてきました。
今までの経緯もあり、まじめに3食の食前に飲むという行為自体に疲労を感じていましたので、結構飲み忘れたり、どうせきかないんだからと適当に飲んでました。
そんな自分自身の投げやりな態度もたたってか、効果を感じたということはありませんでした。
ツムラの漢方をやめてみた
その後、きいているとは思えない薬を高いお金を払って飲み続けることに嫌気がさし、一切の漢方をやめました。
1年くらい遠ざかっていたでしょうか。
漢方薬局に行ってみる
それでも、引き続き、症状をかかえたままで、いつ治るともわからない不安と戦う日々でした。
今まで漢方にトライしてきたとはいえ、顆粒のツムラのみ。
一回、煎じて飲む本格的な漢方もやってみようかと、再度チャレンジ。
近くの漢方薬局に行ってみました。
ここは、結果としては失敗でしたね。
症状については、病院ではありえないほど、丁寧にきいてくれ、カウンセリングは時間をかけて親切に行ってくれました。それ自体は救われたところもありました。
問題は出してくれる薬です。思っていたような煎じてのむ漢方薬が一向に出てこず、サプリメントのような錠剤を何個かすすめられました。血液の流れをよくするものや、さらさらにするようなもの、基礎的な体力の向上をもくてきとしたもの。
それらを組み合わせてのみ、まず底力をアップさせましょうということでした。
たしかに、その考えは間違ってはいないと思います。
けれど、その錠剤のお値段が高いのです。10日間で1万円ほどかかる。
それでも少しでも前に進めればと思い、主人とも相談し、飲んでみることにしました。
3か月ほど続けましたが、改善が見られない。
毎回食後にのむ錠剤の多さに辟易。こんな金額をこれからもずっと払っていくなんて無理。
最後の頼みの綱と思ってのぞんだ漢方薬局でしたが、信頼感を失くし、行くのをやめました。
その後、本格的な煎じ薬の漢方を処方してくださる先生との出会いがありました。
つづきはまた。