おんなをあげる男
あげまんとかさげまんとかいいますが、逆にいえば、女性もまた、パートナーの男性のタイプで人生があがったりさがったりするのです。
あさがきたの新次郎
NHK朝ドラ「あさがきた」を見てると、すごく思うのです。
もう新次郎さんたら、男としてのあげまん度がはんぱなく抜群。
引いて引いて安定して引いて、そしてグイーっとグイーっと押して引く。その超絶な糸引き具合が、計算されたものでないところがすごいです。
仕事への情熱がないのは少しマイナスですが、おれがおれが的な発想がないところとか、女だてらにとかいう発想がないところとか、女の行動を制限しないところとか、すごいです。
妻をあげる男性とは?
これはもう、妻を理解しようとつとめる男性です。
妻を尊重する姿勢を持っている男性です。
理解し尊重する夫というのは、家事をやりますね。率先して。
こどもの面倒も見ます。
妻の行動を制限しません。
いってみれば、おんな的精神をもった男なのかもしれません。そうそう、おんな的細やかな発想、柔軟な発想の持ち主ということでしょうか。
妻の一番の味方であろうとする心、妻にむきあう心をもった男がそばにいれば、女ははばたけますね。
育てよう
そういう男性をどうやって見つけるか。
これはすごく難問です。理解のある人と思っていたのに結婚後にかわってしまう人も結構います。
それで思ったのが、育てていきましょうってことです。
ちょっと時間がかかりますけど、もう育てていくしかないかなと思います。
男の子を育てている家庭では、もっとも身近な母親を女性として尊重できるようにはぐくむことができたらいいんじゃないかなと思います。
だから、男の子を育てるお母さんてものすごく責任重大だと最近は思います。
夫とともに成長していこう
で、夫婦となったら、夫婦として一緒に成長していきましょう。
息子を育てるつもりで、大切に、素晴らしい夫を育てていきませんか。
女性へのむきあい方を、真剣に考えてもらえるようにどんどん自分の想いを伝えていきましょう。
こわいからって言うとおりになんでも聞いていちゃだめみたいです。恐妻家のだんなさまって、実は負けて勝つことを知っていらっしゃる男性と思いませんか。恐妻になれとはいいませんが、そのくらいな勢いはあるほうがうまくいく。
引いて引いて安定して引いて、押して押してグイーっと押して引いて。下がって下がって、愛して愛して、前に出て前に出て夫を時には置き去りにしてまた愛すのです。
愛情をこめてね。
がんばっていきましょう。