更年期ログ

更年期障害にプラセンタ、HRT、漢方と試しています。更年期の健康と食に関する体験記。

【飛蚊症】で眼科に行きました。

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10年ほど前、急に右眼の前に黒い細い糸のようなものがちらつくようになって、ネットで調べたら「飛蚊症」かもしれないということで、眼科に行きました。

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もともと視力がよすぎて、両目とも2.0なんてこともあったりするほどで、眼鏡もコンタクトもしたことがないし、自分が眼科のお世話になるなんて考えたこともなかったので、おそらく初の眼科外来でした。

それから10年、眼科にこんなに行くことになるとは思いもよりませんでしたね。

すごいのは、行くたびにというか眼科をかえるたびに眼科の検査の方法が進化してきているということ。今回行った眼科では最新の検査を受けて感動すら覚えました。

最初の受診で網膜裂孔

飛蚊症」で初受診した眼科では、まず、視力、眼圧の検査を受けたあと、先生の問診、視診、触診がありました。眼底検査をしてみないとわからないということで、待合室で待つように指示がありました。

待合でまっていると、看護士さんが目薬を持ってやってきました。

瞳孔を開かせる目薬をして、20分ほど瞳孔が開くまでじっと待ちます。このときは念のため両目の検査でした。1度目薬を入れてから5分ほどすると、看護士さんが様子を見に来て、2度目の点眼をします。瞳孔が開いたのを確認すると、また診察室に呼ばれました。

レンズの先にぬるっとしたすべりのいいゼリー状のものがついた器具を目の中に入れられ、上下、左右、ななめなどを見るように指示されました。目の中にいれらるので、痛くはないですが、恐怖が伴いましたね。

そのときに、右眼の網膜に小さな孔があいていると診断されました。「網膜裂孔」です。これを放置しておくと、網膜剥離になるリスクが高いので、治療が必要だと言われました。治療といってもレーザーをあててその孔をふさぐという簡単なものです。

1週間後に予約をいれて帰宅しました。その1週間は、顔に衝撃をうけないようにとの注意のみでした。ぶつかった衝撃で剥離する可能性もありうるとのこと。もう不安で生きた心地のしない時を過ごしました。

自分が網膜剥離のリスクをしょっているなんて夢にも思ったことがなかったので、目の大切さについてこれほど考えた日日はありませんでした。

それから、瞳孔を開かせる点眼をすると、やたら目に入る光がまぶしいし、目の前がぼーっとします。それが4~5時間は続くでしょうか。細かい作業はできないし、車の運転もNGです。

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網膜裂孔の原因

どういう経緯で網膜に孔があくのか、どうやったら防げるのかを知りたいですよね。

眼科での話は、ちょっと予想外でした。それは「老化」です。だれでも老化で網膜がひっぱられるようになりはがれやすくなると。はがれやすい人とそうでない人の違いはあるにせよ、一番の原因は老化だと。

もちろん、ボクサーのように、顔になにがしかの打撲を直接受けて孔があくということもあるようですが、そんな衝撃受けた覚えありません。

私、もう老化してるの?じゃあこれって防げないの?ホントにショック。

でもそれから10年、人間て精神力強くなりますよ。老化に負けていられませんからね。

レーザー治療

レーザーを受ける日も、まず点眼で瞳孔を開かせます。初日と同じです。この日は処置する方の眼だけ。

瞳孔が開くと、まっくらな処置室に通され、目の中に光をあてて孔を確認。そこにレーザーをあてられます。すこしちくちくと痛いかな程度でほぼ終了です。案外簡単に終わりホッとしました。1週間後に、もう一度その場所がきちんとふさがっているかの検査をしに行って問題なかったので、無罪放免となりました。

2度目の網膜裂孔

それから3年ほどたったときに、また飛蚊症が出ました。こどもが小さかったので、ちがう近所の眼科に検査に行きました。ここでの眼底検査は、目の中に器具を入れたりしなくって、先生がレンズで目の中を覗き込んで行われ、気が楽でしたね。なんだ、目にいれなくてもいいんじゃないって。

このときは異常が見つかりませんでした。

それから3年ほどたって、今度は左目になんとなく違和感を感じて、検診がてら受診しました。実家にいたときだったのでまたちがう眼科です。

そこでも、視力、眼圧の検査と眼底検査をされ、左目に小さな裂孔がまたみつかりました。正直、ショック大きかったですよ。またかって。

その眼科では、その当日にレーザーをあててすぐに孔をふさいでくれました。

1週間不安な時間を過ごさずにすみましたね。前回と同じように1週間後の再検診を受けて終了しました。

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ちがう眼科で検診も異常なし

前回のレーザーから5年。

その間に1回検診に行きました。引っ越しをしたので、また別の眼科です。直近でレーザー治療をした左目から見ましょうということで、左目だけ眼底検査を受けました。両目とも一回で済ませたかったな~と思います。2度も眼底検査に通うのは面倒だからです。結局、左目に異常がなかったので、右目の検査には行かずじまいになってしまいました。

最新の検査に感激

それから2年ほどたって今回の受診です。更年期でいろいろな診療科を受診していたので、この際気になっている老眼のこと、ドライアイのことも聞いてみようと思いましたね。

駅前の新しい大きな眼科に行ってみることにしました。予約をしていくと、まず、検査技師の指示で、眼圧、視力の検査がありました。老眼の場合、手元30センチの位置での検査もあります。それから、暗室で目の中の写真を撮られました。

待合で待ち、診察室へ呼ばれます。先生と対面。まずは検査結果について詳しく説明がありました。

今の検査ってすごいですね。目の中の写真をとることで、視神経のことや、動脈硬化がないかどうかまでわかります。

その後、眼底検査。今回は「散瞳」という言葉でいわれました。瞳孔を開くことをそういうのでしょうか。

また暗室で写真を撮り、診察室に呼ばれて眼底の検査です。前回受けたレーザー治療の跡なども確認されました。結果、異常なし。写真を撮ったことで、白内障のこともわかるようでしたし、裂孔がおきそうな箇所というのもわかります。

ドライアイについては軽症、老眼も軽度とわかり、点眼薬の処方を出してもらい、帰途につきました。

 

ちなみに、レーザー治療は生命保険での日帰り手術に該当するので、保険に入っている方は請求できますよ。

今の眼科はすごいです。行くといろいろなことがわかります。

眼科に行ったことがない人で不安に思う方も一度行ってみるといいですよ。

ですが、眼科に関しては、最新の治療をしてくれる先生のところに行った方が確実だと思いました。