いためない簡単な【にんじんポタージュ】
こどもの離乳食時代につくりはじめて、今では我が家の定番となっている【いためない簡単にんじんポタージュ】をご紹介します。
「いためない」「コンソメを使わない」というのがポイントの簡単でからだにやさしスープです。
先日わがやに遊びに来てくれた友人にランチのめにゅーとして出したら、大好評で喜んでくれました。
彼女もさっそくレシピを持ちかえりましたよ。
にんじんをたくさんとそして豆乳も使うので、一食のなかで、ビタミンと植物性のたんぱく質を一気に取れる超優秀なメニューです。
しかもお味もやさしくって心までいやされますよー。
つくりかた
【材料】3人分
- にんじん１～２本
- たまねぎ1/4
- じゃがいも１個（もしくはさつまいも１/2）
- 豆乳１５０ｃｃ
- 水
- 塩
- にんじん、じゃがいもは皮をむき、一口大に切る。
- たまねぎも一口大に切る。
- なべに１と２を入れ、ひたひたになるまで水を入れて火にかける。
- 沸騰したらあくをとり、やわらかくなるまで煮る。
- やわらかくなった具材をミキサーにかけてペースト状にする。
- ５を残った汁の中へ戻し、豆乳をいれて、弱火にかける。
- とろみ具合がたりなかったら水を入れて調整し、塩で味をととのえる。
じゃがいものかわりにかぼちゃでもおいしいです。かぼちゃの分量もじゃがいも1個程度で十分です。それ以上多いとかぼちゃポタージュになっちゃいます。
シンプルな調理法
ふつう、ポタージュを作るときには、野菜をまずいためますよね。
でも、このにんじんポタージュはいためないんです。ただことことと煮るだけです。
煮るだけでもじゅうぶんにおいしいポタージュが作れましたので、いためるという工程はしなくて大丈夫ですね。
余分な油をつかわないのも大きなポイントになりますよ。
さらには、味付けも「塩」のみというシンプルさです。コンソメも使わないでください。
このシンプルさが、離乳食にもなるゆえんです。
ちょっと味がもの足りないという場合には、すこしだけ「はちみつ」か「砂糖」を足してみてくださいね。ぐんと引き締まります。
きっかけ
こどもがまだ2歳のころに、仲よくしていたお友達の家でごちそうになりました。
ホントにホントにシンプルで、心がほっこりとするこのにんじんポタージュにすぐにひかれてしまい、そのお友達にレシピを教わりました。
フランスに住んでいたというご夫婦で、フランス仕込み？
「レシピというほどでもないね」と彼女も笑っていましたね。そのくらいシンプル。
そんなご夫婦はそれからまもなくして、こども2人を連れて、ドイツに移住してしまいました。今はこどもも3人になっています。
今までに、このポタージュ、どれほどたくさん作ってきたことでしょう。
ちょっと忙しい時、にんじんポタージュを作ってあるだけで、ずいぶんと気持ちが軽くなりますね。あとはお肉を焼いてきざんだキャベツを添えればいいと思うと楽ですよね。
そして、このポタージュを味わうたんびに、ドイツへ移住してしまった彼女のことを懐かしく思い出します。いまもドイツで作っているのかしら？ってね。
