【プラセンタ療法】を更年期障害対策にとりいれました。婦人科で保険適用。
おととい婦人科で4回目のプラセンタ注射をうけてきました。【プラセンタ】というと、美容皮膚科で処方してもらったり、サプリ的に飲んだりというイメージがありますよね。
私が更年期対策でかよっている婦人科で、最初に先生から紹介されたのが、この【プラセンタ】療法でした。
以前に、皮膚科の待合室でも「更年期障害にプラセンタ」というちらしがはってあって、どういうことなのかなと思っていましたが、謎がとけましたね。
プラセンタって?
プラセンタは「胎盤」てことは割と浸透してきてますよね。最初にきいたときは、ぎょっとしましたが…。胎盤はおなかのなかで胎児が発育する際に必要な栄養を供給する大事な役割を果たしてますね。
だからこそ、からだを根本から強く成長させていく力や自然治癒力の増加が期待できるんですって。
通常、美容にもちいられるのは、豚や馬のプラセンタです。雑誌の広告などでもよく見かけますよね。私の読んでいるアラフィフ雑誌にもよく登場してきます。
プラセンタは更年期障害に保険適用
びっくりしたのが、更年期障害には、プラセンタ療法が保険適用されることです。
一般的な美容皮膚科で、アンチエイジングのために用いられるプラセンタは保険適用されません。
ですから、美容皮膚科で1回につき2000円程度かかるプラセンタ療法が婦人科では500円程度でうけることができるんです。
婦人科ではひと由来
婦人科で保険適用されるプラセンタはなんと「ひと由来」。これを聞いたときはちょっと衝撃的でしたね。それって副作用とか危険なことないのかなって。
これについては、婦人科の先生が丁寧に説明してくださいます。肝炎やエイズなどの感染のないことが証明された健康な胎盤のみが原料となっているそうです。
ひところ問題となったBSEに関しても製造段階でチェックが入るそうですが、製品となった段階での最終チェックでの検査が今の技術では100%ではないそうで、この点だけが、受ける側の自己責任となってしまうそうです。なので、その辺をしっかりと認識したうえで、署名をすることになります。この点は、私的には、すでに、BSE問題の時期に渡英歴があって、元々輸血をできない対象者になっているので、いまさらという感じでクリア。
ただ、ひと由来プラセンタを受けた人は近親者以外への輸血、臓器提供はできなくなりますので、注意が必要ですね。
プラセンタの更年期的作用
更年期といえば、自律神経の乱れ。ここに大きな作用があると確認されているようです。
それから、基礎代謝をあげてくれたり、疲れにくくなるとか、血行促進。
更年期でだるくて疲れやすいひとや頭痛、肩こりがひどいひとにはおすすめだそうです。
プラセンタは副作用も少ないといわれていますが、パンフレットを読むと、注射部位の疼痛や、発赤、発熱、発疹などがおこることはあると書いてあります。これらも、どんな療法であれおこりうる副作用のひとつですね。プラセンタに限った事ではありませんね。
HRTはおもにホットフラッシュにきく
ホルモン補充療法がよくきくのは、ホットフラッシュなんですって。
私の場合、ホットフラッシュはそれほどつらくなくて、めまいや疲れやすい、手足のしびれなどのほうがつらいタイプ。そんな人にはプラセンタのほうがいいかもしれないとの先生の判断でした。先生自身(40代女性)も週に一回打ち始めてから、つかれにくくなったことと、頭痛や肩こりがらくになったとおっしゃってました。
プラセンタの取り入れかた
婦人科ではプラセンタを注射としてうってくれます。私はお尻に打っていますが、ひとによっては腕に打つ場合もあるようですね。
週に1~2回行く予定です。週に3回ほど来ている人もいらっしゃると聞いていますし、私の通う婦人科では100人ほどの女性がすでにプラセンタ療法を取り入れているとのことでした。
なかなか知ることのないプラセンタ療法。
これからはもっと更年期障害対策の主流になってくるのかもしれないです。
追記:腕に打つと痛くなることもあるらしいので、この記事も参考にしてください。